【自然に盛る】初心者でも簡単、メンズメイクの基本セット&基本アイテム

 

「メンズメイクって、ちょっと抵抗がある……でも、清潔感は出したいし、自信もつけたい。」

そう感じている男性は、今どんどん増えています。
でも実際には、

「メイクに興味はあるけど、何から始めればいいのかわからない」

「コスメカウンターに行くのは恥ずかしいし、YouTubeも女性向けばかりで参考にならない」

そんな悩みから、なかなか“最初の一歩”を踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、メンズメイク初心者でも安心して始められる基本セットや使い方、おすすめアイテムをわかりやすく紹介します。
さらに、私自身が実践している毎日のスキンケア方法もあわせてご紹介!
肌のトーンを整えたり、クマやニキビを自然にカバーするだけで、見た目の印象は驚くほど変わります。
「メイク=女性のもの」というイメージを少し手放して、自分をちょっとだけアップデートしてみませんか?

目次

なぜ今メンズメイク?

テレビやSNSでもメンズメイクをするタレントやインフルエンサーが当たり前に登場するようになり、大手コスメブランドも男性タレントをアンバサダーとして起用しています。
若い男性の間でも「清潔感」や「好印象」を目的としたメイクが広まりつつあります。 特に初対面の場では第一印象が大きなカギとなります。
肌のコンディションが整っているだけで、「清潔感」や「好印象」を感じてもらえ、自信を持って人と接することができるようになります。自然に盛るメイクは、今や男性にとっても身だしなみの一部なのです。

初心者でも安心!ナチュラルメイクのポイントとは

Point1 厚塗りをしない

厚塗りは初心者にありがちな失敗です。原因は適量が分からず塗りすぎてしまうことがあります。しかしこれは誰でも通る道です。塗り方と適量を覚えるとすぐに解決できます。

Point2 肌のトーンを均一に

顔と首の色差をなくすことがナチュラルメイクの基本です。
肌に馴染む色を選び、スポンジや筆でグラデーションをつけると自然な仕上がりになります。

Point3 自分の肌質に合ったコスメを使う

初心者は、知識がない分、自分の肌と向き合うことが大切です。
赤みが気になるならグリーン系下地、乾燥が気になるなら保湿系を選ぶなど、目的に応じて選びましょう。

Point4 完璧を求めず3割増を目指す

自然に“盛る”ことが大切です。
完璧ではなく、ちょっと良く見えるくらいを意識しましょう。

最初にそろえたいメンズメイク基本アイテム

化粧下地+ファンデーションまたはBBクリーム

化粧下地:メイクをきれいに仕上げるための土台を作るアイテムです。
『肌をなめらかに整える』『メイク持ちをよくする』『肌悩みをカバーする』役割があります。

化粧下地おすすめはこちら
ファンデーション:肌の色むらやシミ、くすみなどをカバーし、均一に仕上げるアイテムです。
ファンデーションおすすめはこちら
BBクリーム:スキンケア・日焼け止め・化粧下地・ファンデーションなど、複数の機能がひとつになったベースメイクアイテムです。
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コンシーラー

コンシーラー:ファンデーションでは隠しきれない肌悩みをカバーするアイテムです。
カバー力が強いのでポイントポイントに乗せてることで美しい仕上がりになります。

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パウダー

パウダー:ベースメイク(BBクリーム/ファンデーション/コンシーラー)後の肌に塗布しベースメイクを仕上げるアイテムです。
『皮脂の吸収』『肌の凹凸を滑らかにする』『肌の質感を調整する』役割があります。
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色付きリップ

色付きリップ:保湿しながらほんのり色づき、血色をよく見せるアイテムです。
色付きリップおすすめはこちら

【塗り方】各アイテムの塗り方

【Step0】メイク前の肌を整える

まずは、余分な油分やスキンケア後のべたつきをティッシュで軽くオフします。
特に小鼻・口まわり・おでこは皮脂が出やすいので、軽くティッシュを当てて油分をふき取りましょう。
逆に、乾燥が気になる場合はミストタイプの化粧水や美容液を軽く吹きかけてから、ティッシュで軽く押さえて肌を整えてください。
※べたつきすぎても乾燥しすぎても、化粧崩れの原因になります。

【化粧下地+ファンデーションの塗り方】
化粧下地の塗り方

1.手の甲に化粧下地を少量(パール粒くらい)出します。
2.顔5点にのせて広げます。
額、両頬、鼻、あごにのせ、顔の内側から外側に向かって、指やスポンジ、ブラシでやさしく伸ばします。
Point:顔の高いところから低いところへ広げていくイメージで塗ると自然に仕上がります。

毛穴が気になる方は…
小さくて柔らかい筆で円を描くようにくるくる塗ると、下地がしっかり密着して毛穴が目立ちにくくなります。指やスポンジを使う場合も、やさしく「塗り込む」ようにしましょう。

3.スポンジでフィッティング(密着)させます。
スポンジで軽く押さえ、下地を肌全体に密着させましょう。特に小鼻・目元・口元など細かい部分は、スポンジの角を使って丁寧に押さえましょう。
Point:スポンジをメイクキープミストや水で軽く湿らせると、より密着力がアップします。
※水で濡らした場合は、しっかり水気を切ってから使用しましょう。

ファンデーションの塗り方(リキッドファンデーション)

1.手の甲に半プッシュ分のファンデーションを出します。
2.両頬にのせてから、内側から外側へ広げます。指・スポンジ・筆を使ってやさしく伸ばしましょう。
Point:頬の高い位置(=ビューティースポット)から、広げると陰影ができ自然と立体感が出ます。残ったファンデーションは、おでこ・鼻・鼻下・あごに使い、放射状に広げていきましょう。
3.おでこ・鼻・鼻下・あごにも、残りを使って放射状に広げてください。
Point:高いところから塗り始めることで自然な陰影が生まれ、立体的な仕上がりになります。
3.目元にもファンデーションをさっとひと塗りします。

スポンジに残ったファンデーションを、まぶたや涙袋に軽く滑らせましょう。
Point:アイメイクのりが良くなり、くすみも自然にカバーできます。
※つけすぎるとまぶたが厚塗りに見えたりファンデーションがたまりやすくなります。
4.スポンジで全体をフィッティング(密着)します。
化粧下地と同様、スポンジで軽く押さえて密着させます。細かい部分は角を使って丁寧に密着させましょう。
Point:スポンジをメイクキープミストや水で軽く湿らせると、より密着力がアップします。
※水で濡らした場合は、しっかり水気を切ってから使用しましょう。

【裏技】ファンデがたまりやすい人へ

小鼻・ほうれい線などファンデーションがたまりやすい部分は、一度ティッシュで軽くオフしてから、スポンジに残ったファンデを軽くタッピングすると自然な薄づきになります。
このひと手間でメイク崩れも防ぎやすくなります。

BBクリームの塗り方

1.手の甲に半プッシュ分のBBクリームを出します。
2.両頬にのせてから、内側から外側へ広げます。指・スポンジ・筆を使ってやさしく伸ばしましょう。
Point:頬のビューティースポットから、放射状に広げると立体感が出ます。残ったBBクリームを他の部位に使用します。
3.おでこ・鼻・鼻下・あごにも、残りを使って放射状に広げてください。
Point:高いところから塗り始めることで自然な陰影が生まれ、立体的な仕上がりになります。
4.目元にもBBクリームをさっとひと塗りします。スポンジに残ったBBクリームを、まぶたや涙袋に軽く滑らせましょう。
Point:アイメイクのりが良くなり、くすみも自然にカバーできます。
※つけすぎるとまぶたが厚塗りに見えたりBBクリームがたまりやすくなります。
5.スポンジで全体をフィッティング(密着)します。
化粧下地と同様、スポンジで軽く押さえて密着させます。細かい部分は角を使って丁寧に密着させましょう。
Point:スポンジをメイクキープミストや水で軽く湿らせると、より密着力がアップします。
※水で濡らした場合は、しっかり水気を切ってから使用しましょう。

コンシーラーの塗り方

コンシーラーはベースメイク(化粧下地+ファンデーション)を仕上げた後にカバーしきれなかった部分にポイントでのせるのが基本です。

【悩み別の塗り方】

➧クマをカバーする(青クマ・茶クマ・黒クマ)

  1. 少量を目の下に点置きします。
    目の下に三角形を描くように数点のせます。
  2. トントンとなじませましょう。
    指かスポンジでトントンとやさしく叩き込むように広げます。
    Point:
    クマをぼかすイメージで伸ばしていきましょう
    ・青クマにはオレンジ系
    ・茶クマにはイエロー系
    ・黒クマ(たるみによる影)はハイライト効果のある明るめカラー

➧ニキビ・ニキビ跡をカバーする

  1. ニキビの上にちょんと乗せましょう。
    Point:綿棒でのせることで少量だけ載せることができます。
  2. 境界だけをぼかしましょう
    指や綿棒、ブラシで境界だけをぼかしましょう。

➧青髭、剃り跡をカバーする

  1. ファンデーションを塗る前かファンデーションやBBクリーム後に青髭、剃り跡に少量のせます。
  2. ファンデーション後に塗る場合はオレンジコンシーラーの後にファンデーションを塗ったスポンジやスキンカラーコンシーラーでぼかしていきます。

【パウダーの塗り方】
パウダーはコンシーラー後に塗布します。

パウダーには付属のパフがついていますので付属のパフで塗っていきましょう。

  1. パウダーを付属のパフにつけた後にパフを半分におり揉みこみます。
  2. 顔の中心はタッピング、外側(輪郭部分)は滑らすように塗布します。

Point:軽くタップ、なでるようにスライドすることを意識しましょう

Point:皮脂が出やすいおでこや鼻はしっかりめに乗せると崩れにくくなります。

【裏技1】生え際にもパウダーを
パウダーは顔全体に塗ったあと、生え際や眉にも仕込むのがポイントです。
髪の毛の生え際や眉毛の中にもパウダーを仕込むことで汗や皮脂を吸着してメイク崩れを抑えてくれます。

また、眉毛にもパウダーを仕込むことで眉メイクのクオリティが上がります。

【裏技2】パフだけだとむらが気になる方へ
毛先が太く柔らかいフェイスブラシでタッピングした部分は円を描くように磨く、滑らせて塗布した部分は優しくなでるようにブラシを使うとむらがなくなります。

 

【色付きリップの塗り方】

全部のメイクが終わった後に塗ります。

口元がファンデーションやパウダーによって色がくすんでしまうので色付きリップで血色感を追加します。

本記事では口紅ではなく、色付きリップ(ティント・リップバーム)を前提としています。基本的にはリップクリームと同じ感覚で使えます。

【クマ・ニキビ・青ヒゲ】肌悩み別メイクアイテム

メイクにおける「補色(反対色)」理論は、気になる肌トラブルをカバーするうえで非常に役立ちます。反対色とは、色相環(カラーホイール)上で向かい合う色のことで、お互いの色味を打ち消し合う効果があります。たとえば「青」の反対色は「オレンジ」、「赤」の反対色は「グリーン」といった具合です。これを活用することで、クマや赤み、青ヒゲなどを自然に目立たなくすることができます。

■ クマ

目の下のクマは、疲れて見える大きな原因です。青クマにはオレンジ系、茶クマにはイエロー系のコンシーラーが効果的です。指先やスポンジでフレームをぼかすようにトントンと優しくなじませるように塗りましょう。

■ ニキビ

赤みが目立つニキビには、グリーン系のコントロールカラーをベースにし、その上から肌色のコンシーラーを重ねると自然にカバーできます。ニキビが隠れないからといって何度も同じ所に塗るのは崩れる原因やニキビを悪化させる要因になるので避けましょう。

■ 青ヒゲ・剃り跡

青みを補色するオレンジ系のコンシーラーが有効です。ヒゲ部分にポンポンとのせてからファンデーションやBBクリームを重ねれば、目立たなくなります。

ナチュラルに肌悩みをカバーさせる方法は『なじませる』ことです。
ここでいう『なじませる』とは境目をぼかして肌に自然に溶け込ませるイメージです。
『隠す』『消す』といった意識が強すぎると、つい厚塗りになってしまい、ナチュラルメイクの本来の目的と離れてしまいます。さらにメイクの知識がないと粉吹きやヨレなどのメイク崩れの原因となってしまいます。
『なじませる』ことを意識することでメイク崩れてしまってもナチュラルさをキープでき、メイク直しもカンタンに済ませることができます。

【スキンケア】スキンケアをルーティン化

「スキンケアって面倒くさい」「何を使えばいいかわからない」「そもそも続かない」。
そう感じている男性も多いのではないでしょうか?
でも実は、スキンケアはメイク以上に重要なステップ。肌の調子が整っていると、メイクのノリが良くなり、化粧崩れしにくくなります。逆にスキンケアを怠ると、ニキビや乾燥、毛穴の開きなどが目立ちやすくなり、メイクで隠そうと厚塗りになってしまう…という負のループに陥りがちです。

肌を整えることは、「すっぴんでも褒められる」の第一歩です。続けていくことで、清潔感が増し、第一印象も大きく変わります。

そこでおすすめなのが、朝・夜のスキンケアルーティンを“パターン化”して習慣にしてしまうことです。決まった順番に塗布していくだけで終わりますし、肌の変化を実感できれば継続も苦になりません。
スキンケアアイテムの紹介:
洗顔フォーム:顔の汗やホコリ、余分な皮脂を洗い流し、肌を清潔に保ちます。クレンジング後に使うのが基本です。
化粧水:肌に水分を与え、うるおいを補給する役割があります。洗顔後につけることで、乾燥を防ぎ次のケアの土台になります。
美容液:シミ、乾燥、ハリ不足などの悩みに集中アプローチします。体温で温めながら塗ることで美容成分の浸透が高まり、より効果的にケアできます
乳液orクリーム:水分と油分のバランスを整えてうるおいを閉じ込める効果があります。また、外部の刺激から肌を守るバリアのような役割も担います。
クレンジング:メイクや日焼け止めをしっかり浮かせて落とす役割があります。
「メイクをしない日はクレンジングは不要?」という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、実はクレンジングには毛穴に詰まった皮脂や角栓を浮かせて落とす効果もあります。そのため、メイクをしていない日でもクレンジングをすることをおすすめします。
パック(シートマスク):美容成分をたっぷり含んだシートで肌を集中ケアします。毎日用、週に1〜2回のスペシャルケア用の商品があります。

スキンケアルーティンの一例:

  • 朝:クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液orクリーム
    人は寝ているときの汗の量は、平均で一晩にコップ一杯(約200〜500ml)程度と言われています。
    朝の洗顔は、その汗や皮脂を洗い流すだけでなく、昨夜のスキンケアをリセットし、新たなスキンケアの土台を整える役割もあります。
  • 夜:クレンジング洗顔化粧水パック(シートマスク)→美容液乳液 or クリーム

大切なのは「自分の肌に合うものを継続して使うこと」です。高価なアイテムほど、美容成分が豊富な傾向にあります。ただし、必要以上のケアは、かえって肌トラブルの原因になることもあります。なのでまずは簡単なステップから始めて、日常に組み込んでみましょう。継続することで、こだわりポイントが見つかり、自分の肌に合うアイテムを選べるようになります。

買うならこれ!初心者におすすめアイテム紹介

  • メイクアイテム編

・化粧下地(Visseコントロールカラー下地)

➧口コミ
トーンアップ効果がある
毛穴のカバー力がある
グリーン、ラベンダーカラーがありポイント使いがしやすい

日焼け止め効果成分が配合されてる
などのレビューが多い印象でした。

 

・ファンデーション(リキッドファンデ:)
・BBクリーム(ラロッシュポゼ)
・コンシーラー(セザンヌ)
・パウダー(キャンメイクフィニッシュパウダー)
・色付きリップ(ニベア)

  • スキンケア編
    ・クレンジング、洗顔フォーム、化粧水、乳液(無印良品)
    ・パック(クオリティファースト)
    ・美容液(Anua)

まとめ

メンズメイクは、今やごく自然な“身だしなみ”のひとつになりつつあります。
「清潔感を出したい」「自信を持ちたい」「好印象を与えたい」そう思ったとき、肌を整えるだけで、見た目の印象は大きく変わります。
『隠す』よりも『なじませる』という意識で始めてみると、自然でナチュラルな仕上がりになります。
また、スキンケアを習慣にすることで、すっぴんの時でも肌の調子が整い、きれいな肌をキープできます。
この記事で紹介したように、最低限のアイテムと使い方さえ覚えれば、初心者の方でもすぐにメイクを始められます。
あなたの『ちょっとだけアップデート』を応援しています。
自分らしさはそのままに、自然に盛れるメンズメイクで、毎日をもっと心地よく過ごしてみませんか?

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